どこまでDIY?
壁面の不陸解消

右のスイッチパネルは、電気屋さんにお願いして、取り付けて貰いました。その際に、配線が複雑な場合には、壁をくり抜いて内部に配線をする訳ですが・・・
(もちろん壁を傷つけたくない場合には、むき出しの配線も可能ですが、今回は、どうせ、そこらら中の壁や天井を直しますので、ついでです。)
当然、穴が開いてしまいます。そういった穴は、石こうボードやベニア板で面を作りますが、それでも大きい隙間ができてしまいます。また、高さなども完璧には揃わない事が多いです。そうゆう段差を「不陸」と言います。

隙間には、メッシュテープを貼り、パテ埋めをします。
これは天井のパテ埋め途中ですが・・・
失敗例です…
パテが垂れています。こうなってしまうと、削るのが大変です。天井を見上げながら、紙やすりで削ると・・・どうなるか分かりきっていますよね。天井でなくても、面積が広いと、とんでもない労力になります。また、部屋中粉だらけに…
よく本などでパテ埋めについて調べると、パテは乾くと縮むので多めに塗って紙やすりで平らにするように書かれています。少量なら、それでも良いです。
が、このように壁から、天井から…大量にやる場合には、このやり方は、ダメです。
少量ずつ埋め、面を平らにして、飛び出ない様にします。乾いて収縮したら、再び重ねて、少しずつ埋めていきます。


石こうボードの継ぎ目やネジ穴なども、埋めます。メッシュテープを隠すように、でも、面が平らに見えるように、塗り重ねます。やすり掛けよりも、回数重ねる方が楽ですし、パテに無駄も出ません。まあ、極力気を付けてやっても、それなりにやすり掛けも必要ですが・・・
その後、壁紙やペンキなど壁材を施工すれば、完成です。漆喰や珪藻土なら、下地に少しくらいの段差があっても何とかなりますが、でも、下地が平らなほど、漆喰を塗るのも楽です。
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