どこまでDIY?
壁・天井のペンキ塗り

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ペンキは、ホームセンターなどでも売られていますので、気軽にDIY出来る物の一つです。が、綺麗に塗るには、それなりの経験と基礎的な知識が必要です。
まずは、ペンキ選びですが、油性と水性があります。油性には、様々な利点があるのですが、匂いや健康上の問題から、室内には水性を使う方が良いです。
色も、ホームセンターに並んでいるもの(20色程度?)だけでなく、サービスカウンターに行けば、色見本があり、2000色以上のものから選べたり、ブレンドしてくれるメーカーもあります。
もう一つ、重要なのが、艶(ツヤ)です。意外と見落としがちなのですが、同じホワイトでも、かなり印象が違います。
実際に4種類ほど塗ってみて選びました。ペンキは他の建材と違い、塗り重ねられるので、試し塗りも気軽に出来ます。(濃い色を塗りつぶすのは、手間ですので、薄い色から試しましょう。)あまり狭い範囲では、イメージが沸きませんので、畳2枚分程度の面積を塗って試しました。
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住みながらの、リフォームなので、散らかってます。こんな写真ですみません。
まずは、養生(マスキング)します。養生と言う言葉も、その分野の人でないと、ピンと来ないかも知れません。簡単に言えば、ペンキを塗りたくない部分にテープなどを貼っておくことです。病気の後の養生とは意味が違います。
次に、石こうボードの隙間・角や、壁紙をはがした後の不陸を解消します。


次に、シーラーを塗ります。シーラーとは、簡単に言えば下塗りですが、いくつかの目的があります。それらの目的が不要な場合には、省略出来ます。
※シーラーの目的
1、吸い込みの多い下地を固める。
2、木材の灰汁・長年の汚れ・タバコのヤニなどを表に出さない様に固める。
3、種類によっては、厚みを持たせる物もある。
4、塗装の乗りにくい面に乗りやすくする。
上等なシーラーは、ペンキそのものよりも高価だったりします。大量に使う場合には、カチオン系のものを一斗缶で購入すると良いでしょう。木工ボンドを水で薄めても良いです。
細かい部分には、刷毛で、広い面にはローラーが向いていますが、極力ローラーで塗った方が面の質感が整って良い感じになります。どうしてもローラーの入らない部分だけ刷毛にします。

ちなみに、ペンキのセット?を左のように浅いダンボール箱に入れておくと、気軽に移動出来て便利です。
刷毛やローラーは、ビニール袋に入れておくと、数日であれば、洗わなくても使えます。
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