どこまでDIY?

床補強

床の補強、一般的な住宅では必要な事ではありませんが、グランドピアノや大量の書籍、そして中型以上の水槽を2台以上設置する様な時には、床の補強が必要となります。

 

 

うちでも、必要ない予定でしたが・・・

 

引っ越しに伴い、玄関(コンクリート床)にあった120cm水槽の置き場所を、普通の部屋(板間)に置くことになりました。奥様に、「玄関には、オシャレな下駄箱を作って貰いたいのに、水槽なんかダメ!!」と追い出されてしまったのです。

 

 

120cm水槽で、いきなり床が抜けたりはしませんが、床がしなったり傾いたりしてしまいます。ガラスの板で、大量の水を支えていますので、傾きでも水槽その物が割れてしまう恐れがあるのです。

 

さすがに、床補強なんて・・・と思いググってみますと、なんとなんとアクアの先人たちは皆さん、この問題にぶち当たっていらっしゃるのです。笑い

 

そして、自力でやってる方も少々・・・

 

これは、やるしかないですね。笑い

 


まずは、洗面所の下にある床下点検口から、覗いてみます。

はじめての床下」参照

 

目的の部屋まで、とても補強用の荷物を運べそうにありませんので、新たに隣の部屋に床下点検口を作ることにしました。

床下点検口の設置」参照

 

 


ちなみに、床下が土のままの基礎の作り方を、布基礎と言います。様々の長所があるのですが、手間がかかりますので、最近はコンクリート敷きのべた基礎が増えています。

 

布基礎には、塚が立ちませんので、床補強には、べた基礎の方が楽です。布基礎の場合には、コンクリートの板(平板やブロック)などを敷き、その上に塚を立てます。

 

うちの家では、上記の写真にある様に、布基礎/平板/塚の順です。


どこに塚を立てるのか?考えます。

 

1本で300kg???500Kg???とも・・・正確な数値は未確認ですが、とにかくかなりの重さに耐えられるようです。が、1本では水槽の大きさに対して、支えられないです。

 

元々、塚は約90スパンで配置されていますので、倍の45スパンで入れることに・・・14本必要です。

 

写真の黒丸小が、既存の塚です。大引の無い所には、新たな大引きを追加します。

 

水槽の設置場所を踏まえ、黒丸大と四角が、新設予定地です。

 

ちなみに赤丸は、ダウンライト・緑は水槽の設置予定位置です。

 

さらに、ついでなので水道、流しも作ることにしました。左上の赤の位置です。



床下に、平板を匍匐前進で運ぶのは、至難の業です。そこで悩みに悩んで、コロ付き台車を思いつきました。布基礎なので、回転は悪いですが、何とか押せます。

 

でも、隣の部屋から、施工場所につく頃には、まるで25m息継ぎなしで泳いだかのような・・・

 

その場で5分ほど寝転がって休憩してから、作業を始めます。

 

ちなみに、原価は(材料費1万円程度)安いですが、業者さんに頼むと、10万?20万コースです。でも、この激務では、当然の金額ですね。




無事完成しました。正直、もう床下には潜りたくないです。本当に辛い仕事です。数年後???床下にトラブルがあった時にDIY出来るか???自信ないです。

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