どこまでDIY?
水槽4、配管・オーバーフロー改造
まず、熱帯魚飼育は、犬や猫を飼うのとは、また違った部分があります。いわゆるペットを可愛がる部分と、仮の自然…水体系を作る楽しみがあります。
そもそも、自分がDIYにのめり込んで行った始まりは、熱帯魚飼育からでは無いでしょうか?
限られたスペースに、少しでも多くの色とりどりのお魚を飼うためには、普通に売られている水槽セットでは、物足りなくなります。より強力な濾過器(ろかき・水を浄化する機械)を買い足したりするには、かなりの出費が必要になりますが・・・
少しでも、安い投資で、効率的な水槽システムを作り上げるには、既製品に頼っていては限界があります。
そんな中から、物作りに目覚め、ハマっていったように思います。
以前には、6畳の部屋の周りを水槽で取り囲み、真ん中にベッドを置いていたころもあります。(「水槽に囲まれて」ってブログを作ってました。)家族や知り合いには、ドン引きされましたが、一見やり過ぎとも言える…その中から、学んだことは、図り知れません。仕事でも、私生活でも、この知識・技術が役に立っているのは確実です。

この先は、オタクの世界です。笑い
アクアリュウムに関わる皆様の参考になれば、幸いです。
写真右側に見えるのは、90cm規格のガラス水槽のサイドに穴を空けて作った濾過槽です。
下方の穴には、バルブ付きの排水管です。バルブを捻れば、濾過槽の水を排水出来ます。
上方の配管は、水が溢れそうになれば、いつでもそのまま排水されます。
足し水や水替えの時にも、入れ過ぎによる事故を防げます。
(そうゆう失敗を過去に数回経験・・・部屋が水浸しに)
また、オーバーフロー水槽は、ポンプが停止した時に、濾過槽に水が多少逆流します。もちろん逆流の程度も想定していますが、配管のトラブル時など、さらに多量の水が流れ込んだ時の安全対策になります。

濾過槽は、一般的な3層式です。
良くネットでは、アクリル板での仕切りを見かけますが、水に対しての強さから、塩ビ板にしました。(薄いアクリル板は、水と熱で反ります)
コーキング剤が、はみ出ない様に、マスキングしておきます。ちなみに、お風呂用バスコークなどでも良いですが、下記広告、信越化学工業の物が、水槽用として、定番です。

左側、第1濾過槽に、上の水槽から、水を落として来ます。仕切り板下部から、第2槽に、二枚目の仕切り板上部から第3槽にと流れます。
第1,2層には、濾材を大量に入れますが、そのまま入れると大掃除が大変ですので、濾材用のネットに小分けにしておきます。
第3槽には、本水槽に水を戻す為のポンプと、ヒーター、温度計などを入れます。

オーバーフロー水槽にする為には、水槽の底、もしくは側面に穴を空ける必要があります。
必要な物は、ドリルドライバー、ダイアモンドコwドリル、ユニバーサルガイドの3つだけです。
穴あけ作業は、youtubeに載せてますので、興味のある方はどうぞ。

ガラスをアクリル板で挟み込んで、補強して、塩ビのソケットを取り付けます。コーキング剤をタップリ目に塗って、空気を抜く様に押さえつけます。


上等なオーバーフロー水槽は、配水管の中に、給水管を通してありますが、うちのものは手間と、安全性を考えて、シンプルに作りました。排水と給水は別です。給水管は、くり抜き窓に隠れますので、見た目も問題なしです。
水槽5に続く
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