どこまでDIY?

間取り変更

まず、リフォームの一番の花形?と言えば、間取りの変更ではないでしょうか?

 

さっそく壁や垂れを、DIYで抜けないか調べてみます。

 

ネットにも、何人か載せていらっしゃる方がいます。

書籍でも、在来工法の構造について調べたりしました。

 

どの壁を抜いても大丈夫か?どの柱を残すべきか?悩みに悩んで・・・

結論としては、下記を業者さんにお願いすることになりました。

 

1、梁を二本入れて貰う事になりました。

2、耐力壁の移動

3、梁を支える柱の移動

4、ついでに、電気関連と、水道・ガス配管の移設(資格が必要ですので)

 

これらは、素人には難しいですね。

でも、素人に補強の構造計算などは出来ませんが、壁や垂れの破壊は出来るでしょう。

・・・してみたかったのですが、粉塵の処理・・・近隣へのご迷惑を考えて、

 

5、破壊系?DIYも諦めて、業者さんにお願いしました。

 

業者さんも、補強だけの仕事は受けてくれなかったかも?ですしね。



でも、大半の抜ける抜けないの判断は、ほとんど自分の思った通りでした。

皆様の参考に・・・

 

(一般的な在来工法の場合)

1、構造に関係ない戸袋や床の間・床横は、問題なく取れます。

(周りの柱は、微妙ですが、飾りの柱は問題ないです。)

2、一階・二階の通し柱は、取れません。

3、筋交いの入った壁と柱は取れませんが、むき出しでも大丈夫です。

4、通し柱の横の壁には、大抵、筋交いが入っていて取れません。

5、なぜ、こんなところに押入れが?って所の壁は耐力壁の可能性が高いです。

6、天井は、構造には影響ありませんが、冷暖房が利かなくなります。また、逆に狭く感じることもあります。

7、垂れ壁は、ほとんど大丈夫ですが、時々ダメなところもあるようです。

8、最近は、合板そのものが耐力壁の場合があります。

9、一階と二階で、縦に同じ所にある壁も耐力壁の事が多いです。

 

※いわゆる構造計算には、影響がないだけで、やはりただの垂れ壁でも、強度に影響あります。古い家で、補強せずに、垂れを取るなどの、間取り変更は、やらない方が良いです。(結構、皆さんやってるみたいですが・・・汗)

 

また、筋交いの確認方法ですが、畳を上げると隙間から見える事があります。また、床下や天井裏から見れば、確認出来る事もあります。

 

なかなかすべてを確認することは困難で、不安な場合(プロでも壁の中を見ないと、完全には分からない。)には、同じ方向の耐力壁を、近くの別の場所に作ります。その時には、床下の基礎や、梁などと連結する必要があり、専門知識が必要となり、仮に個人で出来る方が居たとしても、それは、DIYとは呼べないレベルだと思います。




今回、構造に影響する部分は、某ハウスメーカーにお願いしました。でも、壁や床は、石こうボードや、合板むき出しまでです。残りは、自分でやるために、その段階で止めて貰うように、かなり無理言ってお願いしました。

 

わざわざ自分でやるのは、もちろんお金の問題もありますが、一つ一つの・・・壁、床、キッチン、などなど、素材から選びたいからです。とても手間が掛かりますが。

 

もちろん上等な素材・本物を使って・・・が理想ですが、なかなか現実はそうも行きません。場所によっては、逆に費用の割に、質が下がってしまうところもでてきます。

 

でも、やはり自分で出来ることは、自分でするのが、基本です。他のどのような趣味とも違う満足感が得られます。もしかすると、自分の住処を整えるのは、人間の生き物としての本能なのかも知れません。


経過報告があります。

 

なんと壁や天井を抜いてみますと・・・

元々、シッカリした作りで、予定の場所に太っとい梁が既にありました。

梁補強は不要との、工事内容の修正と値引き見積もりとなりました。

 

「えぇっ・・・じゃあ、自分でも出来た?」と言う思いが・・・

 

いやまあ、素人なので構造計算計算は出来ませんし、DIYでは一生不安が残ります。

耐力壁の移動も素人には難しいですし・・・ まあ、仕方のない費用ですね。

 

この物件が、値段の割に大当たりだった満足感と、地震などにも安心感を得られましたので、良しです。さすが某有名ハウスメーカーの家です。

広告